現代美術作家・杉本博司氏が2017年に開館した小田原文化財団 江之浦測候所は、様々なイベントが開催され、注目を集めている。
そうした中、 杉本氏本人による書き下ろしの 書籍『江之浦測所』が刊行された。これまでのプロジェクトの記録、夏至光遥拝などの四季の写真が収録されている。

江之浦測候所は相模湾を一望する広大な敷地に、移築された室町時代の明月門、再現された16世紀の茶室、春日大社から勧請した春日社、古い寺社の礎石など、まさに日本文化が保存されたこれまでにない施設。建設中の甘橘山美術館では杉本氏の古美術コレクションも展示予定とあって今後も期待が高まるばかりだ。

本書は英語版も同時発売されている(英語版タイトル:Enoura Observatory: Land of Distant Memory)。

【書籍INFO】
書籍『杉本博司 江之浦測候所』
公益財団法人小田原文化財団、MW Editions
小田原文化財団 / 8,800円 /2025年10月31日
ISBN:9784991275692