ずっと幸せにしてくれる記憶、心やすらぐ時間をくれる版画集
「陽にあたる土のかおり、草のにおい」。
日々の暮らしを大切にし、動物たち、子供たちを描いた作品を制作し続けている柳本史。東京のカフェや美術店などで個展を開催すると、遠方からもファンが訪れる。
古美術商の夫が選ぶアンティークの額に納められた作品は一層の郷愁を感じさせ、作品に魅力を添える。
本書はこれまで制作した作品100点以上を掲載。手刷りの小さな版画作品が貼り込まれ、作者の想いが込められた一冊となっている。
誰もが記憶しているひなたのにおい。ほっこりとした気持ちにしてくれる版画集。
オールカラー128頁 クロス装ケース入
柳本史(やなぎもと ふみ)プロフィール
大阪府 藤井寺市に生まれる。武蔵野美術大学大学院 彫刻コース卒業。小学生の時に毎日描き綴った観察日記が、絵を楽しむきっかけとなり今も尚、愛するものをもっと知りたくて絵を描く。東京都郊外に、家族・動物たちと共に暮らす。